人は変わらない

私は親から、まあ大事に育てられたとは思う。が、親から見て好ましい部分だけは褒められ、そうでない部分は全く受け入れてもらえない(もらえた感じが全くしない)という扱いだったので、それはもうずーっと、寂しくて悲しく、精神的に孤独な子供時代だったな。

 

人には話した事がないけど、一人いたきょうだいも色々と社会に馴染むのが難しい人間で、悪気はなかったかもしれないけど随分と傷つけられた。私も自分を傷つけてくるきょうだいが嫌いだったので、私も相当傷つけたと思う。

自分を傷つけるきょうだいの存在が辛い、そういう気持ちを他人には言えなかったのでせめて親にはわかって欲しいと思ってたけどそれも叶わず。親も親で辛かったのだろうけど。

 

なんていうかさ、生まれ育った家庭環境ってものすごく人格形成に影響するよね。私ももし自分をちゃんと健全に肯定してくれる家族の中で育っていたら、とても素直で他人に好意的な人間になっていたかもしれない(笑)。

 

ずるいなって思うのは、いい時だけ話を聞いてくれるけど、都合の悪い事はうまく避けるというか、事なかれ主義というか。そういうのが本当に腹立つと思って育ってきたから、10代の頃なんかは自分から問題に突っ込んでいくような行動を取っていた。「見て見ぬふりすんなよ!」って。あれは心の叫びだったんだろうな。「耐えられない!!」って思ってたんだよ、きっと。行動はめちゃくちゃだけど、そうしてしまうのにはちゃんと理由があったんだ。

 

今はもちろんそんな事はしないけどね。でも正面から突っ込んでいくような真似はしないまでも、「見て見ぬふり」だけはやめようと思っている。行動を起こした場合のリスクも、ここまでなら負っても構わないというラインで。

 

自分が大人になってから、なんか変わるかなと思ったけどやっぱり人は変わらないね。本質なんて変わらないんだよ。あー嫌になっちゃうね。いいところだけ見て好きなフリは疲れた。

 

本当に好きな相手なら嫌なところには真正面からものが言えるんだけどね。それは、ちゃんと真剣に言えば伝わる、理解してもらえると思えているから。そうでない相手はキツイね。

 

思い浮かぶままに書いたら訳わかんない文章になったな。でもどこかで吐き出さなきゃ自分の中で腐って悪臭を放ってしまうからね。

 

この文を読む人はいないと思うけど、もし万が一いたらゴメンね。ただの愚痴だから、ほっといてね。