嫌なものを切り捨てると良いものが現れる

先日、入ったばかりのバレーボールサークルを辞めたんだけれど、思いもしなかったところからもっといいサークルがあるよと教えてもらい、今度見学に行くことになった。やっぱり自分が望んでる方向に行くには、嫌なものを「これは要らん!」とばっさり切り捨てることがポイントなんだよなあ。今までの経験からすると。

 

「こっちはイマイチだけど、切る勇気もないからとりあえずキープしてもっと良いの探そ…」みたいなケチ根性で上手く行った試しがないんだよね、私は(笑)。保険をかけてどっちにも行ける状態でいると結局どっちにも行けないんだよ。でも「もう嫌だ!こんなもん絶対に要らんし断固拒否する!!」ってぐらいにブチ切れると心の中で「自分はこっちがいい!」に完全に方向転換できるんだ。

 

そういえば昔、作家だか漫画家の人も言ってた気がするな。最高のアイディアをいつか使うためにずっと取っておくとそれを超えるものは出てこないって。逆に出し惜しみせずにアイディアを全部出していくと、何故かそれを超えるようなすごいものが湧いてくるって。

 

保険をかけるっていうのは(医療とかのはいいんだよ、別に笑)、「ダメだった場合に備える=ダメになる可能性を心の中で許している」って事なんだ。そんなんで上手くいったとしても、まあ大満足の結果にはならないよな。

 

例えば偉業を成し遂げた人、その人の何が凄いかって言ったら能力以前にブレないメンタルが一番凄いんだと思う。目標だけを見てるし、自分の中からそれ以外の可能性を徹底的に排除してるんだよ。そのメンタルが土台にあるから能力も自ずと発揮されるよう導かれていくんだ。ちょっと古いけど「人は心が原動力」ってこういうことなんだよな。